自動車保険の等級制度にはルールがあります

February 24th, 2012

自動車保険で用いられる等級制度には、細部で微妙な違いはあると思いますが、保険各社で共通とも言えるルールがあり、ここではそのルールについて触れたいと思います。

・現在加入してる自動車保険の等級が11等級以上であれば、セカンドカーの等級は7等級からスタートします。このセカンドカー割引は、配偶者及び同居の親族が購入した場合にも適用されます。

・車両保険で、火災・爆発・盗難・騒じょう・労働争議・台風・竜巻・洪水・高潮・落書き等のいたずら・飛来中または落下中の飛来物による損害等で保険請求した場合、契約期間中(1年)一度の保険請求に限り等級が現在のまま据え置かれます。

・人身傷害補償保険・搭乗者傷害保険・無保険車傷害保険・弁護士費用特約・原付特約のみ適用される事故に付いては、等級に影響せず更新時に1等級上がります。

・保険会社を変更したり、自動車を買い替えても等級は引き継がれます。

・保険を解約しても、13ヶ月以内であれば以前の等級が適用されます。

・被保険者の名義を、配偶者及び同居の親族間で変更しても、等級は引き継がれます。

・保険を解約しても、5年以内に新車を買えば以前の等級が適用されます。

・海外に長期滞在することになり、保険を解約する場合、保険会社より中断証明を発行してもらえば、10年間は現在の等級を保持されます。

割り増し・引き率は等級によって決められる

February 17th, 2012

自動車保険の保険料は、無事故なら割り引かれ、保険利用事故が有れば割り増しされるのですが、保険会社では契約者を20段階の等級によるクラス分けをし、割増・引き率を適用して保険料を決めています。1等級から20等級ですね。

そして基本となるのが6等級となり、新規加入の場合はこの等級が割り当てられます。1年間保険利用がなければ1等級上がり、定められた割引率が適用されます。逆に保険利用があれば3等級ダウンし、定められた割増率が適用されることになります。

割増・引き率は、7等級が-20%、8等級-30%という具合で、最大割引60%~6?%まで進み20等級で終わり、5等級にダウンすると+10%、4等級+20%という風に最大1等級で50~60%の割増となります。ただ、この割増・引き率は、保険会社によって設定が違ってます。例えばA社の14等級は55%割引ですが、B社は50%割引、C社は16等級で60%割引だけど、D社は18等級で60%割引になるといった感じで微妙に異なっています。

これがどういう事かというと、自動車保険の切り替え時や見直し時に、損保会社を変更したとして、現在の等級が引き継がれるのですが、そうなった場合に割引率が微妙に違うことになり、その分保険料に影響が出ることになります。

損保会社で保険料が違うのですから気にする必要は無いかも知れませんが、C社とD社だと、20等級で自動車保険を利用した場合、共に17等級へダウンしますが、C社は同じ60%割引でD社は5?%と最大割引を受けられなくなります。保険会社を変更する場合には、このあたりも考慮に入れる必要が有るかもしれませんね。

自動車保険料には無事故割引制度が有ります

February 10th, 2012

自動車保険には無事故割引が有り、1年毎の更新で契約期間中に保険利用事故が無ければ、翌年の保険料が割り引かれる制度となっています。逆に、保険利用事故が有ると、利用保険の種類によっては保険料が割り増しされます。この割引制度は損保各社が利用しており、「ノンフリート契約」と「フリート契約」で、その内容が異なります。

ノンフリート契約とは、契約者が所有もしくは使用する自動車が9台以下の場合に適用されるものです。フリート契約は10台以上に適用され、一つの保険契約で全ての車両をカバーできます。後者は、運送会社やタクシー会社が契約する自動車保険です。一般はノンフリート契約に該当するので、ここではそれに基づいて話を進めていきます。

まずは、なぜこのような割引制度が導入されているかですが、先にも記述したように自動車保険は1年毎の更新で、その保険料は多くの場合掛け捨てになっています。保険を使おうが使うまいが保険料は返ってきません。それなら保険を使った方がお得な気がしますよね。でも他者へ迷惑が掛かる事故は起こしたくありませんし、自分がケガするのも嫌です。
だからといって、いつも事故を起こして保険を使っている人と、無事故の人が同じ保険料というのも不公平ですよね。そこで無事故の人には、優良ドライバーとしての特典として、更新時に保険料を割り引きしましょう。という仕組みにしたのがこの制度です。